みなさん、こんにちは。Satohです。
2026年も9月に入りました。
ビットコイン投資家の間では、毎年この時期になると「9月はビットコインが下落しやすい」という話題が出てきます。
実際、ビットコインの過去の値動きを見ると、9月は歴史的にパフォーマンスが低い月として知られています。
一方で、2026年のビットコインは8月に大きく反発しました。
8月のBTCは約25%上昇し、9月1日時点では7万8,000ドル前後で推移しています。
では、2026年9月のビットコインは本当に暴落するのでしょうか?
この記事では、過去の9月相場を振り返りながら、2026年9月のビットコイン相場について考えていきます。
ビットコインは本当に9月に暴落しやすい?
結論から言うと、ビットコインは9月に弱くなりやすいという傾向があります。
2013年から2025年までの9月の月間リターンを見ると、プラスだったのは2015年、2016年、2023年、2024年、2025年の5回。
一方、マイナスだった年は8回あります。
つまり、過去13回の9月のうち、約6割がマイナスだったことになります。
さらに2013年から2025年までの9月の平均リターンは約マイナス4%、中央値も約マイナス4.7%となっています。
この数字だけを見ると、確かに「9月はビットコインにとって嫌な月」と言いたくなります。
過去のビットコイン9月相場を見てみる
実際に2013年以降の9月の値動きを確認してみましょう。
| 年 | 9月の騰落率 |
|---|---|
| 2013年 | -1.6%前後 |
| 2014年 | -19.0%前後 |
| 2015年 | +2.5%前後 |
| 2016年 | +5.9%前後 |
| 2017年 | -7.7%前後 |
| 2018年 | -6.0%前後 |
| 2019年 | -13.9%前後 |
| 2020年 | -7.7%前後 |
| 2021年 | -7.0%前後 |
| 2022年 | -3.1%前後 |
| 2023年 | +4.0%前後 |
| 2024年 | +7.4%前後 |
| 2025年 | +5.4%前後 |
※データソースによって始値・終値の基準や集計方法が異なるため、数値には若干の差があります。上表は過去データをもとにした概算値です。
こうして見ると、2017年から2022年までの9月は特に厳しい結果が続いていました。
2018年は約6%、2019年は約14%、2020年は約8%、2021年は約7%、2022年は約3%の下落です。
「9月は弱い」というイメージが定着したのも納得できます。
しかし、最近の9月は必ずしも弱くない
ここで重要なのが、直近の9月は過去のイメージとは少し違うということです。
2023年9月は約4%上昇。
2024年9月は約7%上昇。
そして2025年9月も約5%上昇しています。
つまり、直近3年間は9月が3年連続でプラスでした。
そのため、「9月だから必ず暴落する」と考えるのは少し危険です。
過去の季節性はあくまで傾向であって、未来の価格を決めるルールではありません。
なぜビットコインは9月に弱いと言われるのか?
では、なぜ9月はビットコインが弱くなりやすいのでしょうか。
明確な原因が一つ決まっているわけではありません。
ただ、いくつかの要因が考えられます。
① 夏休み明けで市場が動きやすくなる
8月は欧米の投資家が夏季休暇を取る時期でもあります。
9月になると市場参加者が戻ってきて、金融市場全体の売買が活発になります。
その結果、それまで見過ごされていた材料が一気に価格へ反映されることがあります。
② 利益確定売りが出やすい
ビットコインが8月までに上昇している場合、9月に入って利益確定売りが出る可能性があります。
特に2026年は、8月にBTCが約25%上昇しました。
短期間でこれだけ上昇した後だけに、利益確定による一時的な調整には注意したいところです。
③ 米国の金融政策
2026年9月は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策も重要な材料になります。
9月16日に予定されているFOMCを前に、雇用統計やインフレ指標などの経済データが市場を動かす可能性があります。
8月末時点では、FRBの利上げ観測も意識されており、ビットコインは8万ドルを下回る場面がありました。
つまり2026年9月は、単なる「9月のアノマリー」だけではなく、米国の金融政策という大きな材料にも注目する必要があります。
2026年9月のビットコインはどうなる?
では、2026年9月のビットコインはどうなるのでしょうか。
個人的には、「9月だから暴落する」とは考えていません。
ただし、短期的にはかなり大きな値動きになる可能性があると思っています。
その理由は、8月にすでに大きく上昇しているからです。
2026年8月のビットコインは約25%上昇し、11月2024年以来で最も強い月間パフォーマンスとなりました。
大きく上昇した直後に調整が入ること自体は、ビットコインでは珍しくありません。
そのため、9月に一時的に7万ドル台前半、場合によっては6万ドル台まで下落する可能性も頭には入れておきたいところです。
一方で、8月の上昇が単なる短期的なショートカバーだけではなく、現物需要やETFへの資金流入を伴ったものであれば、下落したところで買い需要が入る可能性もあります。
実際、21Sharesの分析では、8月の上昇局面で米国の現物ビットコインETFに約30.5億ドルの資金流入があったとされています。
2026年9月に注目したいビットコイン価格のライン
9月の相場を見るうえでは、まず8万ドルが重要なポイントだと考えています。
9月1日時点のBTCは7万8,000ドル前後で推移しており、現在は8万ドルを明確に上抜けられるかが一つの焦点になっています。
8万ドルを回復して、その上で定着できれば、次の上値を試す展開が期待できます。
反対に、8万ドルを回復できない状態が続き、7万6,000~7万8,000ドル付近のサポートまで崩れてしまうと、さらに下値を探る可能性があります。
21Sharesも9月の重要なサポートとして7万6,000~7万8,000ドル付近を挙げています。
したがって、9月は「9月だから売る」のではなく、8万ドルを突破できるのか、それとも7万6,000~7万8,000ドルのサポートを維持できるのかを見ることが重要だと思います。
Satohの2026年9月ビットコイン投資戦略
ここからは、私自身の考えです。
私は現在、ビットコインを2BTC保有しています。
そして、基本的にはこのビットコインを短期的な値動きで売買するつもりはありません。
もちろん、9月に大きな暴落が起きる可能性は考えています。
「過去の9月は弱かった」というデータも知っていますし、8月に約25%も上昇した以上、短期的な調整が起きてもおかしくありません。
それでも、私は9月の季節性だけを理由にビットコインを売るつもりはありません。
むしろ重要なのは、9月に下落したとしても、その下落がビットコインの長期的な価値を否定するものなのかどうかだと考えています。
暴落したらどうする?
仮にビットコインが9月に大きく下落した場合、私は「9月だから売らなければ」とは考えません。
むしろ長期的な視点では、価格が大きく下落したときこそ、ビットコインを追加購入するチャンスになる可能性があります。
ただし、これは「必ず下がったら買えば儲かる」という意味ではありません。
ビットコインは短期間で30%、50%と下落する可能性もある資産です。
そのため、生活資金まで投資に回してしまうのではなく、十分な現金を確保したうえで、自分が耐えられる範囲で投資することが重要だと思っています。
9月に暴落したらビットコインは終わりなのか?
ここはかなり重要です。
仮に2026年9月にビットコインが10%、20%と下落したとしても、それだけでビットコインの長期的な上昇シナリオが崩れたとは限りません。
ビットコインはこれまでにも、強気相場の途中で何度も大きな調整を経験してきました。
むしろ長期投資では、短期的な暴落そのものよりも、「なぜ下落したのか」を見ることが大切です。
金融政策の変更なのか。
ETFからの資金流出なのか。
大口投資家の売却なのか。
それとも単純な利益確定なのか。
原因によって、その後の展開は大きく変わります。
2026年9月は「暴落」より「押し目」に注目したい
ここまで見てきたように、ビットコインには9月に弱くなりやすいという歴史的な傾向があります。
しかし、直近3年間は2023年、2024年、2025年と3年連続で9月が上昇しています。
つまり、「9月=暴落」という単純な考え方はできません。
さらに2026年は、8月に約25%上昇したという特殊な状況から9月を迎えています。
短期的な利益確定や調整には十分注意する必要がありますが、反対に下落したところを長期投資家が拾う展開になる可能性もあります。
私自身は、9月の値動きを予想して頻繁に売買するよりも、長期的なビットコインの成長を重視したいと考えています。
まとめ:2026年9月のビットコインは暴落するのか?
今回は「ビットコインは9月に暴落するのか?」というテーマで、過去の9月相場と2026年9月の見通しについて考えてみました。
過去のデータを見ると、9月は確かにビットコインにとって弱い月です。
2013年から2025年までの13回では、8回がマイナスとなっており、平均リターンも約マイナス4%でした。
しかし、2023年以降は3年連続でプラスとなっており、「9月だから必ず暴落する」というわけではありません。
2026年については、8月に約25%上昇した反動による調整に注意しつつ、8万ドルを突破できるか、そして7万6,000~7万8,000ドル付近のサポートを維持できるかが重要になりそうです。
私自身は、9月の季節性だけを理由にビットコインを売るつもりはありません。
2BTCを長期保有しながら、短期的な価格変動に振り回されず、今後のビットコイン市場を見ていきたいと思っています。
もし9月に大きな下落があれば、それを「ビットコイン終了」と見るのではなく、なぜ下落したのか、そして長期的な成長シナリオが崩れているのかを冷静に確認したいです。
ビットコイン投資では、上昇相場で強気になることよりも、暴落したときに自分の投資方針を維持できるかどうかのほうが重要なのかもしれません。
2026年9月、ビットコインは再び大きく動くのでしょうか。
個人的には、短期的な調整があったとしても、9月だけを理由に長期的な強気姿勢を崩す必要はないと考えています。
今月もビットコインの値動きをしっかり追っていきたいと思います。



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